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【ネタバレ感想】ルイ9番目の人生 ファンタジーでパッケージングされた二流サスペンス

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2018/01/20 新宿ピカデリー

『ザフォール落下の王国』『パンズラビリンス』が嫌いな私が、それっぽい作品を観てきました。

あらすじ

生まれた時から毎年死にかける大事故を起こしながらも、今年で9歳になる主人公のルイ。しかし9歳の誕生日にピクニックに出かけ、崖から転落しまたもや死にかける。一命は取り留めたが、昏睡状態となった主人公。

なぜ主人公は転落したのか。担当医となったパスカルは、主人公の母親ナタリーと関わりながら真実を知ろうとする。

感想

映画全体のコーティングは良い

はっきり言うと物語は二流クライムミステリー。話自体は世界仰天ニュースとか、アンビリバボーでやってるノンフィクションのほうが面白い。

この映画の特徴は、そんなつまんない話を「何度も死にかけた数奇な人生」って神秘的な観点から扱うところ。骨組み自体は良くある話でも、それまでの回想と昏睡状態の描き方で映画にする存在理由を見出している。

主人公は劇中ずっと昏睡状態。でも脳は起きていて回想とかファンタジーの世界を見せてくれる。昏睡中の脳は海になっていて、海で怪物とあったり物思いにふけったり。ここら辺は映画的で面白い部分ではありした。

キャラはちょいちょい良い

父親・かかりつけカウンセラーなど良いキャラが出てきたので、話がつまんなくても見所はありました。

特に父親に関しては、謎が究明されていくほど熱くなれる展開が待っていて見応えあり。父親の表情をクライマックスでも使ってくれて、父親関係のシークエンスは褒められるべき部分。

あと、主人公がジョンコナー以来のあの前髪の似合いっぷり。かっこよすぎるだろ。僕の好きなエルファニングにも似ててかわいさも抜群。

特徴が薄い

映画終わって「どういう映画だった?」って聞かれてパッと答えられない。上記であげた映画全体の表層の加工はあるんだけど、もっと深いところだとそんな特筆する点がない。

うーんつまんねぇと一刀両断するほどじゃ無いけど、別に「面白いよ!絶対見にいけー」とは絶対ならないライン。佳作でも無い。

凡作と言った方が適切かな

 

まとめ

一緒に観に行った映画友人と同じ感覚だったのは、途中からデビットフィンチャーのゴーンガールみたいな雰囲気になってくるって点。

なのでこれ観るならゴーンガール借りて観たほうがいいよー。

採点 59点