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【感想】クリード 国民全員泣く

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2019/01/13 鑑賞

クリードはその当時に観られなくて、クリード2が出たら観ようと決めてました。
今回クリード2を観る直前に鑑賞。

熱い熱すぎる!全員泣くしかない!
それしか言いようがないのよ。

あらすじ

ロッキーシリーズで死んだアポロには息子がいた。ジョンソン。子供の頃からやんちゃをしていたが、正妻に引き取られ普通の良い生活をしていた。
しかしアポロの活躍をYouTubeで観るうちにボクサーを志すように。そしてロッキーバルボアを訪ねる。

感想

ロッキーとはまた別の重み

ロッキーは国民全員ストーリーは知ってるじゃん。腐りかけたな生活を送っている底辺ボクサーが、たまたま転がり込んだ一発逆転チャンスに全てをかけて歯食いしばる 映画。

ロッキーの素晴らしさって、滲み出る底辺生活のリアルなクソさ。なぜならスタローンの実際の底辺人生からの一発逆転チャンスって期待が実際に込められている。

だからこんなクソな生活なんや実際は!ってリアルが込められちゃっている。そんな真実のパワーが映画として出来上がっちゃったから名作でしたね。嘘じゃない。

で、今作の主人公はアポロの息子。アポロ言うたらロッキーがタオルを投げる勇気が無くリング上で殺してしまった、スタローン成り上がり人生の犠牲者。

そんなアポロの息子が、真っ当な人生を歩いていたのに、どうしても親父の影を追いかけ影響を受けボクシング道へ。

そこで遺憾無く発揮されるアポロのDNAを目の当たりにし、ライバル・友情・親心をアポロと重ね、主人公のトレーナーになる。

スタローンの人生を好転させたロッキーシリーズの贖罪を、アポロの息子に行う。そんなロッキーとはまた別の重みを感じられるクリードは、作る意味のある作品でしたよ。

ジョンソンという主人公像

特に特徴があるわけではないが、素直で利口な主人公。普通に上流階級として社会を生き抜くことも容易いスペックを持っている。ただ亡き父アポロ周辺だけリミッターが解除されて暴れてしまうという一面が。

それだけアポロの影を背負っているってことなんだけど、他が普通の好青年なんだよね。本当真っ当に育ったよ。

だからこそ余計な要素や寄り道なく観客は上がれるんだよね。

ただただ好青年で、父が人生に与える影響をどう咀嚼するかに迷っている。そこに名伯楽ロッキーバルボアの指導。ロッキーの贖罪。

家族やチームや重圧や宿命や人生の意味などを全て背負わせた上での試合は全員泣きます。ずるいわぁ。

構成がとっても良い

今作は120分ちょいの作品だが、開始60分中ボス戦、その後60分でラスボス戦。

第1作なのでキャラ紹介や状況説明に時間を取られるなかで、これだけチェックポイントを設けて推進力を衰えさせないのは見事。

それでいて両試合とも強敵相手のボクシングって意味では同じなのに、全く違う展開のように感じられて飽きさせない。対戦相手の演出や試合構成が良いのかな。

あとは、ボスとトレーナーの打ち合わせをちょろっと入れたのも人間味を出せて効果的でした。

名シーンといえば

クライマックス前に左目が腫れて見えないジョンソン。ラウンド間にコーナーで休んでいるとレフリーが試合続行か確認してくる。左目前に指を出して何本か聞いてくるんだけどジョンソンには見えない。そこでカットマンが体を叩いて、その回数で答えさせる。

あのまま続けて死ぬ可能性があることはアポロで分かってはいるものの、ロッキーもチームも本人の気持ちを抑えきれずGOを後押ししてしまう性。

身体がグゥーと熱くなって、より一段ギアを入れて興奮しちゃいました。

まとめ

クライマックスも大好きでうーん文句出ねぇ。このまま2を観られる喜びが溢れてます。はー楽しみ。

採点 85点