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【感想】新感染ファイナルエクスプレス 歯食いしばり映画

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2018/07/18 鑑賞

あらすじ

主人公は娘と共に釜山行きの高速鉄道に乗る。出発を待つ間、窓の外では不可解な人影が。出発してすぐ、1人の乗客が謎の痙攣を起こし倒れてしまう。救命処置を行おうとしていると突然凶変し人を食らう化け物に。釜山へ向けて高速移動している密室で、主人公は娘と釜山へたどり着けるのか。

感想

歯食いしばり過ぎて満腹です

楽しむ要素がぎゅうぎゅうで中だるみなし。一切飽きさせません。登場するもの全てを活かして、110分駆け抜けます

まず会場の面白味

基本は移動する密室の性質で楽しませてくれる。外には出られないし、車両ならではの楽しみ方も外さずにご提供。トイレやトンネルの使い方も絶妙で、高速鉄道という意味を最大限活用

そして車外ももう地獄であることも序盤で分かり、もう救いが無くなっちゃう。で、釜山まで行けば救助があるって噂にすがるんだけど、それも観ていて信憑性が無い。でもそれに行くしか無い。そんな儚さも歯の食いしばりを加速させてくる。

途中で線路が立ち往生して乗り換えたり、電車が突っ込んできたり腹ぱんぱんになるパターンの量

途中の駅でのシーンも良い。大本営発表の誘導があり乗客は従って進んで行く。しかし、主人公は独自に掴んだ情報を元に別ルートを進む。その結果、どちらもダメっていう救いのない展開。

最大限動いて見つけた希望をことごとく塞ぐことで、また車内に戻る理由を強く感じさせ、再びの車内シーンを飽きさせません

続いて巧みな登場人物演出

今作は人物の立たせ方が見事。優れた会場にて思い入れのあるキャラクターがそれぞれ効果的に使用されていく。

序盤にキャラを写していくんだけど、紹介というよりただ普通の会話を見せる。そこに不自然な人物解説セリフなどはなく軽く観られる。

なのに人物像は伝わってきて、その後それぞれの行動にぐいぐい心動かされる。その見せ方が上手です。バックボーンを明確に描かないのに感情移入させちゃう

それはやはりキャラの小さな行動をどう見せるかでしょう。本筋や人物紹介っぽくないものでも、行動一つから観客は人となりを感じ取る。その演出が見事だったのでしょう。

あと女子高生役のアンソヒが可愛い過ぎてお見事。からの終わり方の素早さ。ここまで魅力的に仕上げたキャラをあの切れ味で終わらせる、この映画すごいなぁと思いました。f:id:meimeihakase1234:20180718225225j:image

物量表現もあっぱれ

なんなんだろうね。ワールドウォーZとかよりも怖くてリアルで歯をくいしばっちゃう物量。どこまでがCGなんだろ。

列車で逃げるシーンの上からの場面とか、駅でエスカレーター降ってたら出てくる群衆とか、半端ねぇ絶望感だよね。ファンタジーじゃなく感じちゃう。
物量ゾンビ映画なのでこれは大事。

 

まとめ

いやー参りました。面白かった。
密室パンデミックものって結構ありそうだし、密室内の展開自体は王道な気がするんだけど、キャラと絶望感と舞台装置の外堀の埋め方が見事だったなぁ。

採点 84点

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