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【満点】勝手に震えてろ 俺を振った女全員これみろ 感想

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2018/01/09 シアタス調布

100点
100点
100点でございます!!!!
このブログ始まって以降では、『レナードの朝』以来の2度目の満点です。

最強恋愛映画ですね。
現代版タクシードライバーと思える孤独描写からの爆発っぷりでした!

このあと良さは言うけどさ
17年3人の女性に3度ずつデート行って振られている僕からすると
今までに俺を振った女全員観ろや!
それだけは声を大にして言いたい。

感想

どんな良さで構築されて満点を生み出しているのか考えると、満点の理由が見えてくる。

まずは誰にでも襲いかかってくる孤独感演出が最高です。

躁鬱ってみんなあるじゃん?テンション高い時と低い時のバイオリズム。

で、低い時にふと我に帰ってしまうわけだ。あぁ孤独だと。俺には何もないと。

その描き分けが素晴らしい。ここまで明暗くっきり丁寧にしてもらえると、現代人全員に分かりやすく入ってきちゃう。

そして人間の生き方を演じ分けれる松岡茉優の凄さ。躁鬱でまるっきり違う人間を演技とは思えない実在感で見せちゃうから…もう観ていて辛い。

共感性羞恥持ちの僕は映画館を飛び出したくなりました。目の前で本当に生きている主人公の孤独が分かるんだよ。

そこから始まる爆発と収め方。

現代人にとって超新星並みの爆発よ。
トラビスの爆発が憧れの爆発だとしたら、こっちは僕にもできそうな爆発っぷり。

共感度MAXの孤独から、手が届きそうな爽快な爆発。そして納得のいく収束。

これははんぱねぇよ。ばねぇよ。

 

映画史上に残る等身大の恋愛対象外男

そしてこの映画の最大のポイントはイチと二ですね。

主人公を取り巻く2人の男イチと二。

主人公が学生時代に惚れて、以来10年間会ってねぇのに心の中で考え続けている王子様イケメンのイチ。冴えない企業で経理として働いてる主人公を好きになってしまった、同社の営業マンの二。

イチの良さはあれだけ主人公の心の中では最高だったのに、いざ会ってみると少し理想と違っていて、そのヒビが大きくなり最終的には「クソ自己中王子」との烙印を押されてしまう。ありがとう脚本家。これこそが求めていた映画や。

イチは正直悪い部分無い。主人公内で崩れ落ちるキーとなる部分もしょうがないところだし、いくら主人公内でショックでも客観的に見たら罪はない。だからこそ良い。

お前らが思っている理想像の男も、主観で作り上げた虚像であって、少し違うなって思った瞬間崩れ落ちるんや。それぐらい人間に大差ない。

女よ。
お前らが求めている理想像は居ないんやで。

分かってるっていいつつ、目の前のお前に尻尾振ってくれる男はどうしてもショボく見えて敬遠しちゃうんだよな

なぜなら恋愛対象と言う名の理想像が確固たる形で自らに存在しているからな!!

 

そして二。めっちゃダサい。めっちゃ良い人なんだけどダサい。これを観て僕は反省しました。

振られ続けて以降フィクション観ていて、こいつヒロインとうまくいかないなぁってやつを見るたびに反省しちゃう。
やっぱりそういうステレオタイプな良い人だけど恋愛対象じゃないってあるな

自分がそう言われて振られた時には「なんやねんその考え!だったら最初から振れよ!来んなよデートに!!!」って思ってたけど、今作観るとそうは言えんわ。

わかる。あいつをバッサリ切り捨てるのは出来ない。なぜなら自分が悪者になっちゃうから。相手には「魅力がない」ということ以外罪がないから。

告白されたり迫られたりした時になって初めて、それが断られるだけの原罪となるわけだ。あぁ納得。

でもね、この映画はね
別にネタバレでもなんでもないけど、教えてくれるわけよー。

「目の前の尻尾振ってくれる、お前を好いてくれるダセェ良い人に振り向くのも良いんだぞ」って。

誰でも思い当たる節がある(日常的に映画観る人達には特に)孤独感をこれでとかって植えつけてくれる。クライマックスで観客の中で育ちきったその孤独感への特効薬として「目の前のアイツに自分をぶちまけて 受け入れ 愛せよ」って提示してくれる。

まとめ

あーあ  主人公みたいな利口な女がこの世に2割ぐらい増えたらなぁ。

この映画は史上最高のプロパガンダ映画です。ありがとう。

私はこの映画を世界中の女性に観てもらいたい。

そして少しは学んでくれ。
自分が絶滅するべきクソだと。

そして変わってくれよ。人間として正しい方向に。目の前の自分を愛してくれる人を愛せよ。おい!!!おい。

採点 100点

 

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閉塞感に塗れている鬱屈した陰キャもこれ観たほうが良い。
なぜなら僕は今生きる希望に満ちているから。