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【ネタバレ感想】マイル22 ハリウッドザレイド

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2019/01/19 新宿バルト9

あらすじ

国家を転覆させられる量のセシウムが盗まれた。そのありかを知る参考人リーノアを領事館から22マイル先の空港に届けなくてはならない。そんな過酷なミッションを遂行するのはCIA特殊機密部隊。果たして届けられるのか…

感想

ハリウッドザレイド

観た全員がイコウワイスの顔面と映画の展開からあの名作『ザ・レイド』を想像してしまうんだけど、今作は本当まさしくハリウッドリメイクザレイド。

ザレイドのマンションを22マイルに広げて描く、現場の大変さ味わう映画。

・本筋の作戦が1時間あって全編100分という絞った作り
・22マイル先の空港の飛行機に参考人を乗せろって明確なミッション
・22マイルのうち今どこなのかって進行具合がわかりやすい
・パーティの仲間にかっけぇ死に様を作ってくれる
・監視カメラの映像を多く使った臨場感
・中盤敵が多すぎる
・まさかの裏切り

などなどザレイドの良さを22マイルにアップデートして、司令部視点での理想は分かるんだけど、主人公たちの現場の辛さ不利さをとっても味わえる良作。

司令部はハイテクであるが有能か?

今作の大きい特徴がオーバーウォッチと名付けられた極秘司令部。マザーと呼ばれる有能司令官とその部下が、全てを監視し完璧な指示を出す。

今の時代当たり前だけど、防犯カメラなどを駆使した全ての監視。どこから何人敵がはもちろん、どの路駐車ならスムーズに乗り換えられるか、天皇ばりに信号全部青(直前に見たTAXIでは人力で道開けてたのに)、メンバーのバイタルデータなどなど。

全てを把握して正確な指示を出す司令部描写は、それでもなお難しい現場を際立たせ素晴らしかった。

しかし、急なミッションとはいえ準備不足過ぎないか。車二台で出発しすぐ二台壊されるキツい展開。その後はGTAかってぐらいそこらへんの車を使って逃げる(それはそれで面白かったけども)。

これだけ有能な司令部なら、時間がなくても準備や敵襲予測に基づいた対策を打っていて欲しかった。

映画冒頭のミッションが準備万端で、マイル22に対してもそうかと思って期待したのでそこが少し肩透かし。

主人公の語りももったいない

劇中、合間に主人公が後日取り調べを受けている映像が流れる。その語り口で裏切りや予想外があったことを言っちゃうので、身内に黒幕が潜んでいそうなのはみんな勘付いちゃうつくり。

狙ってそうする意味が無い気がしました。現場だけで十分面白いのに、裏を読もうとしちゃう感じもったいない。

それでもなお予想外のクライマックスで、そう考えるとやっぱり良い映画でしたよ。

まとめ

うーんギリ良作かなぁ。もしかしたら年ベスト10に入ってるかもしれない。それぐらいには僕の好きな映画でした。こういう局面を絞って現場が大変な映画大好きです。

傑作とは言い切れないのは、すこし盛り上がりが等速直線運動だったかなぁと。まぁジャンルがアクションではなくクライムスリラーだったのでそういうことです。
でもまぁみんなの今月一位は取るでしょ。

採点 82点